結論:系列ごとに“値引き傾向”の違いがあるため、比較検討が重要!

トヨタの正規ディーラーは、以下のように5つの系列に分類されていました。
【トヨタディーラーの主な系列】
- トヨタ店:クラウンやセンチュリーなど高級車が中心
- トヨペット店:アルファードやハリアーなど上級大衆車が中心
- カローラ店:カローラやパッソなどの大衆車が中心
- ネッツ店:ヤリス(旧ヴィッツ)やヴォクシーなど若者向け中心
- トヨタモビリティ店:すべてのトヨタ車を取り扱う店舗
今はどの系列でも全車種が買える!
2020年5月以降、トヨタは「全車種併売化」を導入しました。
これにより、どの系列のディーラーでも、すべてのトヨタ車を購入できるようになりました。 ただし、その名残からか、系列によって「得意な車種」の値引きが異なる傾向は今も残っています。
実際にあった値引き差の一例
- ハリアー → トヨペット店の方が値引きが大きい
- カローラ → カローラ店の方が値引きが大きい
このように、系列によって「値引きしやすい車種」があるのは、旧販売体制の影響が今も残っているからです。
値引きが渋くなってきた理由
近年、トヨタ車の値引き額は全体的に下がっています。
理由は以下の通り:
- トヨタの方針変更により「受注生産方式」が基本に
- 人気車種が増え、「値引きしなくても売れる」状況
- 世界的にトヨタブランドの評価が高く、国内でもトップクラスの人気
実際、私が商談した際、ディーラー担当者に「値引きは0円です。それでも売れるので」と言われたこともあります。
もちろん、すべての車種が完全に値引きゼロというわけではありません。
来店交渉をすれば、値引きが出る車・出ない車の違いはあります。
その際に、どの系列ディーラーがどの車種に強いかを知っていると、有利に動けます。

まとめ:ディーラー系列の特徴を活かして、納得の買い物を!
- 同じ車でも、系列によって値引きが違うことがある
- 値引き傾向を把握し、複数の系列ディーラーで相見積もりを取ることが大事
- トヨタ車の人気上昇により、値引きは厳しくなってきているが、交渉の余地はある
私は全国各地のトヨタディーラーと取引しているので、地域ごとの「値引きの傾向」についても、今後お伝えしていけたらと思います!
